奄美大島の離島、カケロマ島のイノシシをジビエとして提供しています。島のイノシシは、本州等の日本イノシシとは異なる「リュウキュウイノシシ」で、南西諸島にしか生息していない希少な存在。それゆえ、流通量も少なく、その美味しさも知られていません。いまだ知られていないその美味しさをお届けするために獣肉処理施設の許可を得て、2019年よりスタートしました。
【加計呂麻島ジビエ研究会のリュウキュウイノシシについて】
リュウキュウイノシシは、ニホンイノシシの亜種と考えられていますが、頭蓋骨の形状の違い等から別種の原始的なイノシシと考える研究者もいるそうです。奄美群島では、もともと奄美大島と徳之島に分布していたが、海を渡って加計呂麻島、請島、与路島に分布を拡大したと考えられています。リュウキュウイノシシは雑食性。椎の実や筍、柑橘系、サツマイモ、サトウキビ等の農作物、昆虫、ミミズ、カタツムリ、ネズミ、ヘビ等の小動物を食物とするとされています。奄美群島や八重山列島では、近年、リュウキュウイノシシによるウミガメの卵の食害や農作物の被害が問題になってます。
また、個体の大きさがニホンイノシシよりもかなり小ぶり(最大約60kg)のため、部位の分け方が他の業者さまと違い、あまり細かく分かれていないのが特徴です。
*販売ページには出ていませんが、内臓(レバー、ハツ、タン、腎臓(マメ)、睾丸、肺)も取り扱っております。おすすめの調理方とご一緒にお問い合わせ下さい。
【調味料について】
加計呂麻ジビエ研究会が販売する加工品はすべて”加計呂麻島”で作られているプロダクトを使用しています。
長命草(ボタンボウフウ):西阿室集落の”兄さんの長命草”を使用しています。
塩麹:押角集落の”Kakeroma Tsumugi”さん手作りの塩麹を使用しています。
http://tsumugi405.blog.fc2.com/
砂糖:諸鈍集落の”上田製糖場”の”琥珀糖を使用しています。
http://www.uedaseitojo.jp/seitojo.html
蜂蜜:於斎集落の”信岡養蜂”のニホンミツバチの百花蜜を使用しています。
塩 :須子茂集落の自然海塩を一部使用しています。
【加工品について】
加計呂麻島ジビエ研究会の加工品はすべて御殿場の”渡辺ハム工房”さんで製造して頂いております。
素材の良さを最大限引き出す製造法、加工に関する長い経験、ジビエ肉に対する将来性など多岐にわたる視点から委託製造をお願いすることとなりました。”渡辺ハム工房”さんの商品も是非お試し下さい。
〈渡辺ハム工房〉http://nikuaji.com/